AIで作ったサイト、このまま使って大丈夫?公開前に確認すべき5つのポイント
v0やBolt、WixなどAIビルダーで作ったWebサイトを公開する前に、エンジニアの視点から確認しておきたい5つのポイントを解説します。スマホ対応、表示速度、フォームの動作確認、SSL対応、検索結果表示の観点から、ビジネスで使えるサイトに仕上げるためのチェックリストです。
最近はv0やBolt、Wixなど、AIを使えば誰でも簡単にホームページが作れるようになりました。「思ったより簡単にできた」と感じた方も多いのではないでしょうか。
しかし、作ったサイトをそのまま公開して本当に大丈夫でしょうか?
実は、AIが作ったサイトには「見落としがちな落とし穴」がいくつかあります。この記事では、公開前に必ず確認しておきたい5つのポイントをご紹介します。
1. スマートフォンで見たときに崩れていないか
今やホームページへのアクセスの7割以上がスマートフォンからと言われています。パソコンできれいに見えても、スマホで見ると文字が小さすぎたり、ボタンが押しにくかったりすることがあります。
確認方法
ご自身のスマートフォンで実際にサイトを開いてみてください。以下の点をチェックしましょう。
- 文字が小さすぎて読みにくくないか
- 画像がはみ出していないか
- ボタンやリンクが指で押しやすい大きさか
- 横スクロールが発生していないか
なぜ重要か
スマホで見づらいサイトは、利用者がすぐに離れてしまいます。せっかく興味を持ってアクセスしてくれた方を逃すことになります。
2. ページの表示速度は十分か
サイトの表示に3秒以上かかると、半数以上の人が離脱すると言われています。AIで作ったサイトは、画像が最適化されていなかったり、不要なコードが含まれていたりして、表示が遅くなっていることがあります。
確認方法
Googleが提供している無料ツール「PageSpeed Insights」を使うと、表示速度を簡単にチェックできます。
- PageSpeed Insights にアクセス
- ご自身のサイトのURLを入力
- 「分析」をクリック
スコアが50未満の場合は改善が必要です。
なぜ重要か
表示が遅いサイトは利用者の印象が悪くなるだけでなく、Google検索でも上位に表示されにくくなります。
3. 問い合わせフォームは正しく動くか
せっかく利用者が問い合わせをしようとしても、フォームが動かなければ機会損失になります。AIで作ったフォームは、見た目は整っていても実際には送信できない状態になっていることがあります。
確認方法
公開前に必ずテスト送信を行ってください。
- 自分のメールアドレスで実際に送信してみる
- 送信完了のメッセージが表示されるか確認
- 自分宛にメールが届くか確認
- 自動返信を設定している場合は、それも届くか確認
なぜ重要か
問い合わせができないサイトは、利用者にとって「連絡の取れない会社」という印象を与えてしまいます。信頼を損なう原因になります。
4. 通信は暗号化されているか(SSL対応)
サイトのURLが「http://」ではなく「https://」で始まっているか確認してください。この「s」がついていない場合、通信が暗号化されておらず、利用者の入力情報が第三者に見られるリスクがあります。
確認方法
ブラウザのアドレスバーを確認してください。
- 鍵マークが表示されていればOK
- 「保護されていない通信」と表示されていたら対応が必要
なぜ重要か
SSL対応していないサイトは、ブラウザが警告を表示することがあります。利用者に「このサイトは危険かもしれない」という印象を与えてしまい、信頼性が大きく下がります。また、Google検索でも不利になります。
5. 検索されたときの表示は適切か
Googleで検索したとき、サイトのタイトルや説明文がどのように表示されるか確認していますか?AIが自動で設定した内容が、意図しないものになっていることがあります。
確認方法
Googleで「site:あなたのサイトのURL」と検索してみてください。表示されるタイトルと説明文を確認しましょう。
- 会社名やサービス名が正しく表示されているか
- 説明文が事業内容を適切に伝えているか
- 意味不明な文字列や英語が表示されていないか
なぜ重要か
検索結果の表示は、利用者が「このサイトを見てみよう」と思うかどうかを左右します。ここがいい加減だと、クリックしてもらえません。
まとめ
AIでサイトを作ることは簡単になりましたが、「作れる」と「ビジネスで使える状態にする」の間には意外と距離があります。
今回ご紹介した5つのポイントは、最低限確認しておきたい項目です。
- スマートフォン表示
- 表示速度
- 問い合わせフォームの動作
- SSL対応(通信の暗号化)
- 検索結果での表示
これらを一つずつ確認し、問題があれば修正することで、安心して利用できるサイトになります。