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すべてはチャットUIになる ― MicrosoftのCopilot Checkoutが示す未来

MicrosoftがCopilot CheckoutとBrand Agentsを発表しました。AIチャットから直接購入できる時代の到来は、管理画面やWebサイトの存在意義を問い直すきっかけになるかもしれません。エンジニアの視点から、チャットUIが切り拓く未来について考察します。

2026年1月8日、MicrosoftはCopilot CheckoutとBrand Agentsを発表しました。

Conversations that convert: Copilot Checkout and Brand Agents

Copilot CheckoutはAIとのチャットから直接購入につなげることで、コンバージョンの増加を狙った機能です。Brand Agentsはブランドを深く理解し、顧客の声に耳を傾けながら、最適な商品を自信を持って提案してくれるAIエージェントとのことです。

また、2026年1月11日、Googleはユニバーサル・コマース・プロトコル(UCP)を発表しました。

これらの発表を見て、私はある確信を強めました。すべてはチャットUIになるのではないか、と。

検索からチャットへ ― 情報取得の変革

これまで何かを知りたいときは、Google検索を開き、上位に表示されたいくつかのサイトを見比べ、人間の手と頭で判断するのが当たり前でした。AIの登場によって、この一連のプロセスが素早くスマートに代替されるようになりました。

そして今、Microsoftは次のステップとして「ショッピング」と「商品紹介」のAI化を推し進めようとしています。

こうなると、Webの画面なんて本当に必要なのだろうか、と考えてしまいます。

私が作ろうとしているエンジニアエージェント

実は私自身も、エンジニアの知識を持つAIエージェントを構築しようとしています。

管理画面から判断できる情報には限りがあります。そこで、ソースコードの知識とログ検索機能を持ち、運用者からの調査依頼や障害連絡の一次受付を担うエージェントとして設計するつもりです。

現状はどうなっているかというと、SlackやTeamsで障害調査依頼を受け付け、エンジニアがAIを使ってソースコードを検索し、またAIを使ってログを検索し…という流れです。人間による伝言ゲームが発生するため、どうしても齟齬や遅延が生じてしまいます。

もちろん、最終的にはAIエージェントに障害調査報告書を作成させて、人間のエンジニアがレビューする必要はあります。人間のエンジニアがそれを承認したらプルリクエストが作られ、マージされてデプロイされる ― これが理想の形だと考えています。

管理画面は本当に必要なのか

ここまで考えると、そもそも管理画面がなくてもよいのではないか、という疑問が湧いてきます。

チャットUIでデータベースへのCRUD操作ができ、その際のバリデーションやスキーマによってルールがコード化されてビジネスロジックを守れるのであれば、従来の管理画面は不要になるかもしれません。

すべての運用者に対して理想的な画面を用意することは現実的に不可能ですし、必ずどこかに漏れが生じます。結果として運用者は「エンジニアに聞けば全部良いようにやってくれるから、とりあえず問題を投げよう」という思考になりがちです。

それならば最初から、その「エンジニアに相談する」という行為自体をAIエージェントが担えばよいのです。

まとめ

MicrosoftのCopilot CheckoutとBrand Agentsの発表は、チャットUIがあらゆる領域に浸透していく未来を強く示唆しています。検索、ショッピング、そして業務システムの運用まで ― すべてがチャットを起点に動く時代が、すぐそこまで来ているのかもしれません。

私自身もエンジニアエージェントの構築を通じて、この変化の波に乗っていきたいと思います。


P.S. 「ボット」という言葉をつけるとなぜかチープに感じてしまうのは私だけでしょうか。「エージェント」のほうがしっくりきますね。

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