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月額開発サブスクとは?
海外で主流の新モデルを
現役エンジニアが解説
Design as a Service(DaaS)から始まった月額サブスク型の開発サービス。
海外では DesignJoy、Kiwicode など多数のサービスが定着し、
"Productized Service" という一つのカテゴリになっています。
日本ではまだほとんど選択肢がありません。
そもそも「月額開発サブスク」とは?
月額定額で、専属の開発リソースを確保するサービスモデル。
必要なときに依頼し、不要になれば解約できる。
定額制
見積もり不要。月額固定で依頼し放題(同時1件ずつ)
非同期ワークフロー
ミーティング最小限。タスクキューで依頼→納品
いつでも解約
長期契約なし。合わなければ翌月停止
海外での広がり
2018年〜
DesignJoy が Design as a Service(DaaS)モデルを確立
2020年〜
開発領域へ拡大。Kiwicode, Kapa99, Teamstation 等が登場
2023年〜
"Productized Service" として Y Combinator・IndieHackers でカテゴリ化
2024年〜
日本でデザインサブスクが少数登場(FIND DESIGN等)。開発領域は事実上の空白地帯
月額開発サブスクのメリットとデメリット
✓ メリット
-
採用コストゼロ
求人媒体費・面接工数・教育期間が不要
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始めるのが早い
契約後すぐ着手。採用の3〜6ヶ月待ちがない
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固定費で予算が読める
見積もり交渉や追加請求がない
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解約・一時停止が自由
繁忙期だけ使う、閑散期は止めるが可能
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要件定義から丸ごと
「何を作るか」から相談できる。仕様書不要
✕ デメリット
-
同時並行は苦手
キュー制なので複数タスクの同時進行は不向き
-
大規模開発には向かない
ERP全面刷新のような巨大プロジェクトは対象外
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担当者が固定
良くも悪くも一人。チーム体制が必要なら別の選択肢
-
成果物の速度に上限
定額 = 無限ではない。月間の作業量には物理的上限がある
他の選択肢と比べると
| 正社員採用 | SES / 派遣 | 受託開発 | クラウドソーシング | 月額サブスク | |
|---|---|---|---|---|---|
| 初期コスト | 採用費200万〜 | 紹介料あり | 見積もり次第 | なし | なし |
| 月額目安 | 給与+社保 60万〜 | 60〜100万/月 | プロジェクト単位 | タスク単位 | 30〜80万/月 |
| 開始まで | 3〜6ヶ月 | 2〜4週間 | 要件定義から数ヶ月 | 数日 | 即日〜1週間 |
| 要件定義 | 自社で必要 | 自社で必要 | 込み(別料金多い) | 自社で必要 | 込み |
| 柔軟性 | 低い(解雇困難) | 中(契約期間) | 低い(スコープ固定) | 高い | 高い(月単位で解約) |
| 向いている場面 | 長期・コア事業 | 即戦力の一時増員 | 大型案件 | 小タスク・単発 | 継続的な中小規模開発 |
どれが正解というわけではなく、状況によって最適解は変わります。
月額サブスクは特に「エンジニアを1人確保したいが、採用するほどではない」というゾーンに強い選択肢です。
主な月額開発サブスクサービス
海外
DesignJoy
月 $5,000〜
DaaS(Design as a Service)の先駆者。サブスクモデルの原型を作った。
Kiwicode
月 $4,995〜
React / Next.js 中心の開発サブスク。非同期ワークフロー。
Kapa99
月 $4,999〜
フルスタック開発サブスク。Webアプリ・SaaS構築に対応。
国内
FIND DESIGN
日本の DaaS 代表格。月額定額でデザイン業務を依頼できる。
ラクスル デザイン定額
大手参入例。印刷・デザイン領域でのサブスクモデル。
開発領域は?
日本語で「月額開発」を提供するサービスは極めて少なく、事実上の空白地帯です。
選ぶときの5つの観点
- 1 対応技術スタック(自社の要件と合うか)
- 2 同時タスク数(1件 or 複数)
- 3 要件定義の対応範囲(仕様書が必要か否か)
- 4 コミュニケーション言語(英語 or 日本語)
- 5 解約・一時停止の条件
CodeKazは日本語で要件定義から対応する、数少ない開発サブスクのひとつです。
月額開発サブスクが向いている企業・
向いていない企業
○ 向いている
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社員10〜50名のスタートアップ・中小企業
エンジニアを採用するフェーズではないが、開発ニーズは常にある
-
Excel・スプレッドシート業務を脱却したい
小〜中規模の業務システム化がぴったり
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非エンジニアの経営者・事業責任者
「何を作ればいいか」から相談したい。仕様書を書けない
-
受託開発で痛い目に遭った
見積もり膨張、追加請求、やり直しに懲りた
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繁閑差がある事業
忙しい時期だけ使い、落ち着いたら一時停止したい
△ 向いていない
-
大規模チーム開発が必要
5人以上のエンジニアが同時に必要なプロジェクト
-
24/7の運用・監視が必要
SREやインフラ専任が求められるケース
-
仕様書がありコーディングだけ欲しい
SES・クラウドソーシングの方がコスパが良い
まずは30分、話してみませんか?
CodeKazは要件定義から対応するCTO代行型の開発サブスクです。
30分の無料相談でヒアリングした上で、
このモデルが合わない場合は正直にお伝えしています。
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